自然が好きで糸や布が大好きな私が気に入っている
漢字を組み合わせて、工房名を「樹絲布」と名付けました。
「樹」には「まっすぐに伸びる」、
「絲」には「繊細」という意味もあります。
裂き織りでは主に帯やバッグを制作していますが、
久留米絣の服、オーガンジーを使った切り絵、布のあかり、
様々なタピストリーなど幅広い作品を制作しています。
暮らしがほんの少し楽しくなる、使って嬉しくなる、
そんな布を生み出したいと思いながら織り機に向かっています。
1960 福岡県久留米市に生まれる 1986 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業
卒業制作(綴れ織りによるタペストリー)デザイン賞受賞 1988 東京藝術大学大学院形成デザイン専攻修了 1993 川島テキスタイルスクール別科修了
福島県喜多方市で日本画家と共に
「工房ゆずりは」を開く
1997 日本クラフト展入選 2002 全国裂き織り公募展入選
「紬と織りの公募展」入選
他。個展・グループ展など多数
2012 横浜に活動の拠点を移し、新たに裂き織りの
工房を開設する
裂き織りの帯やバッグ、タピストリー、
布のあかりなど幅広く手掛けている
裂き織りとは 「裂き織り」とは、使い古した布を細く糸状に裂いたものを
緯糸にして織ったものです。
昔、東北など寒い地方では綿が育たず、綿布は貴重でした。
使い古した綿布は刺し子を施したり裂き織りにして、
ぼろぼろになるまで使ったのです。 現在地域ぐるみで裂き織りを継承している地域は、
十和田、八戸、花巻、佐渡、小谷などです。
また、近年は絹で裂き織りをする人も多く、多様化しています。
裂き織りの醍醐味は、もともとの模様が
別の模様に生まれ変わることに尽きますが、
捨てられる運命だった布に
もう一度命を吹き込む究極のリサイクルとも言えます。 私の裂き織りはオリジナルで、
古くから織られている裂き織りとは異なります。
経糸に綿糸を使い、浴衣・風呂敷・布団かわなどを
緯糸にする点は同じですが、裂く前に染色の工程を加えて
イメージに合った色味を出しています。
又、裂き糸に撚りを加えて織り地がボソボソしない工夫をしています。
軽く丈夫で型崩れしない美しい裂き織りを目指しています。
工程
裂き織りのバッグ
切り絵
切り絵